
ソロキャンプをしたいけど選べるテントが多すぎて大変!
そんな方におすすめなのがワンポールテント!設営&撤収しやすく、古くから愛されている形状のテントです。
数ある中から今回はワンポールテントを6つご紹介します。
目次
・ワンポールテントってなに?
・BUNDOK / ソロティピー 1
・YOKA / YOKA TIPI
・Coleman / エクスカーションティピ
・OneTigris / Black Orca
・tent-Mark DESIGNS / パンダTC+
・WAQ / Alpha TC
・最後に・・・
ワンポールテントってなに?
簡単に説明すると・・・
一つのポールを中心に三角錐の形状に組み立てるテント
です。キャンプに詳しくない方でも「テント」といえばこの形状を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
『ワンポールテント』という名称以外にも『ティピ―テント』と呼ばれます。
ティピ―は主に円錐状のインディアンテントの事ですが、現在ではワンポールテントと同義になっています。
ティピ―とはインディアンのスー族の言葉で「住居」という意味。当時から設営のしやすさと収納時のコンパクトさで重宝されていたようです。
そんなワンポールテントの良い所と悪い所を先にご紹介します。
良い所
設営が簡単
一般的なワンポールテントであれば設営方法は大体同じ。テントを広げて隅にペグを打ちセンターポールを建てるだけ。
テント設営はキャンプらしいイベントで楽しいですがあまり時間を取られ過ぎるともったいない。設営は速い方が時間を有効に使えます。
必要な道具が少ない
幕とポールとペグ、必要であればガイロープ、サブポール程度。ソロ用テントであればさらに重量が減ります。
ドーム型テントであればエクステンションポールが複数必要であったり、パップ型であればメインポールだけで2本は確実に必要。
テントだけでキャンプをする訳ではないので荷物は少ない方が後々楽です。
シルエットが綺麗
他のテントと比べ三角錐という突き出た形状が目立ちキャンプ映えします。
設営にセンターポールとペグしか必要としないのでデザイン性が豊かな物が多いのも特徴です。
悪い所
デッドスペースが出来る
センターポールがある部位から下に広がるにつれ高さが下がっていきます。その為一番高い場所から比べると端の方は荷物が置きにくかったりします。
ノルディスクのアスガルドのように端を立てる事でデッドスペースを無くしているテントもありますが、大体大型テントです。
センターポールが邪魔になる
テントのド真ん中にポールが来るので移動する際に邪魔になったり、レイアウトに困る場面が出てきます。
この問題を逆に上手く活用したワンポール専用の丸形テーブルが開発されたり、フタマタノキワミでセンターポール自体を無くす事も可能です。
他の形状のテントもメリット、デメリットはあります。
ワンポールテントは設営のしやすさから初心者向けのテントとして人気です。キャンプ歴の長い人でも使用する程高いデザイン性も目を見張る物があります。
そんなワンポールテントの中で今回は小型のテントをご紹介。ソロキャンプ専用になりますが、設営しやすく扱いやすい最初の相棒としては最適なテントだと思います。
BUNDOK / ソロティピー 1
発売時にすぐに大人気となり売切れ続出となった小型ワンポールテント。現在色違いのサンドベージュも販売されています。
素材が火の粉に強いポリコットンを使用し、冷気対策のスカートを標準装備、フラップがある事で前室を広く使う事が可能。
さらにインナーテントも標準装備しておりオールシーズン使用する事が出来ます。
ここまで装備が揃って2万円代で購入できる異常なコスパの良さが一番の特徴となっています。
YOKA / YOKA TIPI
組み立て式木製アウトドアブランドのヨカからついに発売されたテント。
ダークカーキのテントの外周にリフレクターが貼られており、暗いキャンプ場でもライトを照らせば反射する仕様となっています。
一番の特徴は煙突穴。冬キャンプの時に大活躍する薪ストーブ専用の穴が元から開いています。
わざわざ煙突ガードやチムニーホールを取り付ける必要がないのはとてもありがたいです。
Coleman / エクスカーションティピ
インナーテントの上からフライシートを被せるダブルウォール仕様のワンポールテント。外幕と内幕の間に隙間が開くので結露が出来にくく、雨天時も安心してテント内で過ごせます。
サイズが325×230×200と今回ご紹介するテントの中では大きめサイズで最大4人が寝る事ができます。
インナーテントとグランドシートが一体型のテントなので薪ストーブの使用が出来ない点にはご注意。
OneTigris / Black Orca
高さは160㎝しかありませんが、広さは320㎝もあります。取り外しが簡単なハーフインナーテントもあるのでソロキャンプでは自由にテント内で過ごせます。
煙突穴もあらかじめ開いており薪ストーブのインストールも可能ですが、煙突ガードは別売り。
このテントの一番の特徴は価格の低さ。まさかの2万円を下回る安さでコスパがとても良いです。
tent-Mark DESIGNS / パンダTC+
テンマクデザインの大人気テントに「+」がついて帰ってきました。
ポリコットンで270㎝×270㎝×170㎝というソロキャンプにとても丁度良いサイズ感、そしてキャンプ映えするタン色が人気のテント。
発売当時はソロ専用のワンポールテントが少なかった事もあり、ポリコットン仕様のパンダTCは衝撃でした。
+したのはスカートとインナーテントの縦置き可能の2点。元々オールシーズン活躍できるテントでしたが、+したことで更に使いやすくなりました。
WAQ / Alpha TC
ポリコットンでスカート付き、240cm×240cm×150cmとほぼバンドックのソロティピ―と同じスペックです。
大きな違いはサイドフラップの存在。ソロティピ―はフラップのみでしたが、Alpha TCはサイドフラップもある為さらに広い影を作る事ができます。
その分価格も若干高くなり3万円近くまで上がっています。
最後に・・・
ソロ専用テントはポリコットン仕様が人気です。焚火を近くでする事が多いのが理由だと思いますが、ポリコットンは通気性、遮光性の面もとても優秀です。
質感も気持ちいいので個人的にはデザイン抜きにすればポリコットンやフルコットンのテントがおすすめです。
乾燥しにくかったり、重量が増したりするデメリットもあるので初心者向きではあまりないかもしれませんね。
キャンプ初心者の頃のテント選びは物凄く楽しかった思い出。とても悩みますがそれが楽しい。
これからキャンプをする方は悩みに悩んで自分に合ったテントを見つけてください。そこがキャンプ沼の一歩手前です。
それでは今回はここまで!
皆さんも良いキャンプライフを!!
この記事が面白いと思って頂けたら、普段は”強欲男は身を窶す”というblogで執筆をしているので宜しかったら遊びに来て下さい。ありがとうございました。
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