キャンプ用品をマンションに保管・収納する極意!【実践しました】

こんにちは!camp-n13です。


この記事では、そんな疑問を解消します。


マンション住まいでは、収納スペースが戸建てと比べて限られているため、キャンプ用具の保管は頭を悩ませるところですよね。

最近の傾向として、関東のマンション室内は”極小トレンド(3LDKでも70mm2未満のもの多数)”ですからね。

このようにマンションの室内は狭いものの、ベランダの幅は、1.8〜2mくらいが主流で案外広々しています。

ベランダの面積が広くて、持て余している方も多いと思うので、ベランダが活用できれば大きなキャンプ用品の収納スペースとして使えるんですよね。

そんなキャンプ用品の保管や収納に困っている方の参考になればと、マンション住まいである我が家が実践しているキャンプ用品の収納・保管のコツをまとめました。

ということで、さっそく見ていきましょう!

キャンプ用品をマンションで保管・収納するコツ


キャンプ用品の保管・収納のコツは以下の4点です。

❶キャンプ用品を普段使いする
❷不要なものは、メルカリ等で売却して処分する
❸ロースタイルを基本としたキャンプ用品を揃える
❹玄関に近い部屋をキャンプ用品の収納場所にする

それでは、詳細を説明していきますね!

キャンプ用品を普段使いする


スノーピーク ほおずき

キャンプ用品を普段使いすることで、大物キャンプ用品を「収納する」という概念がなくなります。

「見せる収納」とすることで、家でもアウトドア気分を味わうことができてメリットだらけ。

例えば、我が家では、以下の3つの大物キャンプ用品を普段使いしていますよ。

アウトドアテーブル


withコロナ時代に突入し、家で在宅ワークの機会も生まれました。そんなときに役立ったのが、キャンプ用のアウトドアテーブル。

家での仕事用テーブルとして活躍中です。

アウトドアチェアも一緒に使うことで、家でもアウトドア気分で仕事ができて最高でした(笑)

アウトドアテーブルは、家の家具にも馴染む、木製の製品がおすすめです。

▼木製(竹製)アウトドアテーブル▼

3段ラック


3段ラックは、家の中での物置きラックとして最適です。

キャンプの時と同じく、家の中でもキャンプ用品置きとして使用しています。

上記の写真は、雑多な感じですが、キャンプ用品をキレイに並べれば、アウトドア風の家具の一部となってくれるはず!

▼我が家は3段ラックとして「コーナンラック」を購入!▼

ハンモック


正直、めちゃくちゃ家の床を専有してしまうハンモック

とはいえ、我が家はハンモックを出しっぱなしにして、子どもの遊び道具も兼ねて普段使いしています。

ハンモックを購入される場合は、コンパクトに変形可能なタイプを選ぶと、家の中で普段使いしやすいのでおすすめです。

不要なものは、メルカリ等で売却して処分する


キャンプ道具を効率良く、家のスペースに収納するため、不要となったものはメルカリ等を活用して、処分していきましょう。

購入したはいいものの、使い勝手が思ったより悪くて使用頻度が少ないキャンプ道具は、我が家の場合2度と使わないことが多いです。

そのため、我が家では「もう使わないかな。。」というキャンプ用品は、積極的に処分するようにしています。

ロースタイルを基本としたキャンプ用品を揃える


キャンプ用具の保管場所を圧迫しないためには、ロースタイルのキャンプ用品を揃えるといいです。

ロースタイルのキャンプは、机やイスの足の長さがない分、小さいサイズかつ軽量になり、コンパクトに収納できるんですね。

我が家では、ロースタイルのアウトドアテーブルとアウトドアチェアのみ購入することとしています。

特に、アウトドアチェアは、家族など人数分揃えることになるため、大型のものを選んでしまうと、収納場所が圧迫されます。

ですので、購入する前にキャンプスタイルをよく考えて、可能ならロースタイルにすると、収納スペースに困らないですよ。


【家で普段使い】ロースタイルのアウトドアテーブルとチェア

「お座敷スタイル」にるると、さらに荷物のコンパクト化が可能です。


スノーピークのこんなお座敷スタイルもあこがれ!

玄関に近い部屋をキャンプ用品の収納場所にする


コツの3つ目は、玄関に近い部屋をキャンプ用品の収納場所にすること。


我が家は、私と奥さんと4歳の息子の3人家族です。

住んでいるマンションは3LDKの間取りでして、3LDKの1部屋が寝室、もう1部屋が子供部屋となっており、1室がキャンプ用品の保管部屋になっています。

上の図の間取りでいうと、「洋室5.0畳」という場所がキャンプ用品の保管場所となっています。

子供が小さいうちは、3LDKだと1部屋余るので、そこを物置部屋にできるんですよね。

子供が大きくなって、1人部屋が必要になったときは、新たにキャンプ用具の収納場所を考えることが必要になります。
今は考えないようにしていますが。。

マンションで3LDKに住まれている方は、子供が小さいうちは、1部屋が収納用に活用できると思います。

あくまで、自分の書斎や、奥さんの趣味部屋(パウダールーム)等を作らない前提ですので、奥さんの説得が必須ですね(笑)

見事、収納部屋を確保できて、そこをキャンプ用品の保管場所にする場合は、玄関近くの部屋をキャンプ用品の保管場所としましょう!

玄関近くをキャンプ用具の保管場所とすると、車までの荷物の持ち運びがラクになりますよ。

マンションの部屋から車への道具の持ち運びについて

一軒家の方はそこまできにされないかもしれませんが、マンション住まいの場合、車に荷物を運ぶのはエレベーターを使うことになります。

我が家では、荷物を手持ちで車まで往復するのが大変なので、コールマンのアウトドアワゴンを購入して使用していますよ。これはめちゃくちゃ便利グッズでした!

マンション住まいでのキャンプでは必須といっても過言のないアイテムです。

▼コールマンアウトドアワゴンのレビューはこちら▼

キャンプ道具保管部屋の広さ


4.5畳の部屋の例

キャンプ道具の保管部屋は、広い部屋である必要はないです。

マンションにある備え付けの収納棚では、すべてのキャンプ道具を収納するのは厳しいため、あるれた道具達は、上述した保管部屋へ収納(出しっぱなし?)します。

「納戸」や「トランクルーム」があるマンションでしたら、納戸内でも収まりきるかもしれませんね!

我が家では、4.5畳の洋室を使用し、テント、タープ、テーブル、家族分のイス、バーベキューコンロ、焚き火台、その他細々とした道具、を床置きで「ドサっ」と置いています。

それなりのスペースをとってしまいますが、それでもその他にテレビをおいたり、開いたリラックスコット(1人で寝転がったり、4人がけのイスとして使用できます)をおいていたり、と結構余裕をもって部屋を使えていますよ。

余裕がでてきたら、棚をつくってキャンプ道具を普段使いしつつ、ランタンやシェラカップを並べてみせる収納をしたいと考えていますが、なかなか重い腰が上がらず手つかずです。。

キャンプ用品をマンションのベランダに収納するのはあり?


結論として、湿気に強い道具はコンテナボックスに入れた状態でベランダ収納すれば有りです。

マンションのベランダにキャンプ用品って保管・収納していいのかな?

外にキャンプ道具を置いておくと、キャンプ道具の劣化が心配だなぁ。

という心配されている方でも、ぜひコンテナボックスに入れた保管を検討してみてください。

湿気に強い具体的なキャンプ道具は下記です。


ざっくり言うと、カビやすい「布」や「木」以外が対象です。

下記のような道具は、すぐにカビが発生するリスクがありますので、ベランダ保管できない道具です。


また、湿気に強い道具でも、「コンテナボックス」の中にいれてベランダで収納するのがおすすめ。

マンションのベランダは、風で土やゴミが結構飛んできます。こういったものが道具に付着すると、単純に汚くなりますし付着したゴミが原因で劣化しやすいためです。

おすすめのコンテナボックス


結論、無印の頑丈収納ボックスが超絶おすすめです。

いまやキャンパーの定番コンテナボックスになっているので知っている方も多いはず。

人気の理由は、装飾が一切ないシンプルなコンテナボックスであるため、「ステッカー」をはってオリジナルのものにアレンジすることができる点。また、フタが頑丈なため、コンテナボックスをイス代わりに使える点ですね。

私も持っていますが、ほんとうにシンプルで、キャンプ場に置いても映えるため、1つ持っておいて損はないアイテムかなと。

ホームセンターの安い収納ボックスと比べると、断然、無印の頑丈ボックスがおすすめです。

無印の頑丈ボックスは、木材のテーブルをDIYしたり、ステッカーを貼ることで、こんな感じでアレンジすることもできますよ。

 

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▼頑丈ボックス「小」用のスノコテーブルをDIYしてみました▼

ベランダ収納の注意点


マンションのベランダは共有部(自分の持ち物ではなく、マンションの持ち物)になるため、通路を塞ぐように荷物を置くのはNG。

具体的には、「避難はしご」や「避難通路」へのアクセスが困難になるような荷物の置き方はダメですのでご注意くださいね!

年間の「湿度」と「カビ」について

ベランダにキャンプ用品を保管する場合は、高湿度によって発生する「カビ」にご注意ください。

特に、テントやタープは水気を残して収納しないように気をつけてくださいね。

例えば、横浜市の「湿度」を例にすると、6月〜10月の期間は、特にカビの発生に気をつけたほうが良い期間です。

例としてあげた、横浜市の湿度がこちら(赤線のグラフ)↓


出典:SHIBA建築工房
6月〜10月の期間は、湿度が70%を超えます。

湿度が70%を超えてくると、カビの増殖が増えるそうです。

地域によって、湿度が70%を超える期間は変わってきますが、保管するときは要注意ですね!

カビには さまざまな種類がありますが、カビが発育する条件は有機物 が存在し、20度から30度の室温があり、70パーセント以上の湿度と、よどんだ空気が揃うと繁殖します。

出典:株式会社クレセル

マンションのベランダにキャンプ用品を保管した結果


普段、ベビーカーや自転車を置いているベランダ
キャンプ道具をマンションのベランダに1年間保管してみました!!

結果は、というと、、

無印の頑丈収納ボックスに入れて軽く密封した状態で保管すれば、ベランダ収納も問題なかったです!

ペグなどの工具類を中心に保管しましたが、1年後も外観に変化なく、特に問題なく使用できました。

ただ、ペグの中には表面の塗装が剥げて、土で汚れている部分に「サビ」が発生していた(もとから発生していた可能せいもあり)ものもありました。

これは汚れた土をしっかりとっておくなど、ひと手間メンテナンスをする必要がありそうですね。

私は結構ズボラな性格のため、手を抜きがちで反省(汗)

ともあれ、マンション住まいの方は、ぜひベランダも有効活用してキャンプ道具置き場として活用してみてはいかがでしょうか。

私もまだまだ、試行錯誤してノウハウを蓄積中の身でありますので、さらにいい収納方法が実証できたら紹介していきたいと思います。

さいごに

キャンプ用品を保管するコツについてまとめました!マンション住まいの我が家の事例も合わせてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

最後に、キャンプ用品の保管・収納のコツのまとめです。


私も、まだまだキャンプグッズをコンパクトにして、キャンプ用品を効率的に保管・収納できる方法を試行錯誤中です。また良い収納方法やコツがでてきましたら、事例とともに追記していきますね!

この記事が面白いと思って頂けたら、普段は”のりキャンプ”というblogで執筆をしているので宜しかったら遊びに来て下さい。ありがとうございました。

https://camp-n13.com

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