キャンプでパン作りは意外に簡単?実際に作ってみた!【一部ホームベーカリー使用】

実は僕、ホームベーカリーを2台持っている程のパン好きなんです。

そんな僕がキャンプでパンを作らないのはおかしいと天啓を受けたので実際に作ってみました。

結果は正直やや失敗でしたが、とても簡単で楽しかったのでご紹介します。ホームベーカリー持ち&キャンプ好きにはオススメ。

材料

強力粉:250g
砂糖:30g
塩:5g
ドライイースト:3g
バター:8g
サラダ油:適量
水:160ml

本来「水」の部分は牛乳や豆乳でしたらよりおいしく作れます。僕は乳糖不耐性なので水に変えています。

他の材料は僕がよく使っているホームベーカリーの1斤分の材料と同じくらいです。普段はサラダ油で作っているのでバターは今回初使用。

意外にサラダ油でも十分パンが作れます。問題は味くらい。

使う道具

ホームベーカリー
クッキングシート
ボウル
サランラップ
飯ごう
保冷バッグ&保冷剤
焚火台&炭

ホームベーカリーは4年前くらいに中古で2000円で購入した物。購入時点で古かったですがまだバリバリ現役です。もう一つのホームベーカリーは新しく2斤用として使用しています。

飯ごうはキャプテンスタッグの丸型ハンゴーを使用します。

この道具にパン生地を入れて焚火でパンを作るので一番大事。

一般的な楕円の飯ごうではなく丸形飯ごうを購入したのは実はパンを焼くため。何か面倒くさくて米ばかり炊いていました。

それではパン作り開始していきましょう!

事前準備


キャンプ前日からパン作りは始まっています。

まずは先ほどのサラダ油以外の材料をホームベーカリーに上から順に入れていきます。

水を入れる時は真ん中は避けて円を描くように入れましょう。

ドライイーストは専用の所に入れて「ドライイースト」の「パン生地」を押したら放置。

ちなみにホームベーカリーはパナソニックのSD-BH103-P

もう何世代前かわからないホームベーカリーです。

元は病気があってもパンが食べたくて買ったのが始まり。キャンプしまくってる健康人間かと思いきや実はガチ病人なんです。しかも治らない系の。


約1時間後にパン生地が完成。

熱くはなくて触った感じとてもモチモチしていて気持ちいい。

これにボウルごとサランラップかけて冷蔵庫で一次発酵させます。

パンを作る時は一次発酵と二次発酵という工程が必要です。

でもこのまま放置するとパンが過発酵してしまうので冷蔵庫で温度を下げて発酵を妨げます。


そしてキャンプ当日の朝。

大分膨らんで良い感じ。相変わらず触り心地はモチモチで最高です。


そして登場丸型ハンゴー。パンを敷く前にサラダ油を適量内側に塗って生地が引っ付かないようにします。

包丁で切り分けて丸めた生地を良い感じに入れます。一つ小さいのは最初恐る恐るやった結果。情けない。

スケッパーで分けるのが良いですが無い場合は包丁でOK。


あとはキャンプ場まで保冷剤と他の食材と一緒に保冷バッグにつめて行きましょう。

上手くできるかドキドキです。

キャンプ場でパン作り

『神石高原ティアガルテン』でのソロキャンプで作ってきました。

100%雨とわかって行ったので謎のハイテンション。

薪ストーブとお別れしたのは悲しかったですが、超久々のギギ‐1&焚火だったのでテンションが高いです。


パンを焼き始める2~3時間前には保冷バックから出して二次発酵させます。

3月でまだ肌寒かったので長めに置いておいた方が良さそう。

そして元の大きさから1.5倍程度になったら焼くタイミング!放置しすぎると過発酵してしまうので要注意。


なんでも指で少し押してみて生地に指の痕が残るくらいが丁度良いらしいです。

押しすぎると焼いた後の見た目に影響するので目立たない場所を押しましょう。


クッキングシートを蓋の間に挟むのは開けやすくするためです。

本来は上下炭でじわじわ焼くのが良いらしいのですが、あると思っていた炭が一つしかなったので蓋上にだけ置きます。


下は出来る限り弱火を維持します。

薪1本燃えくらいをキープ。炭があれば・・・。


そして良い匂いがしてきたので開けて見ようと思います。

途中クッキングシートに火が燃え移ったのが一番焦った。

さぁ焼き加減は・・・


完璧じゃない?

いかにもパン!という感じ。僕が普段ホームベーカリーで作るパンより見た目が良いです。

開ける前からですがとても良い匂いがします。このパンの為に昼ご飯を我慢しているので早く食べたい。


と思って取り出そうとしたら中でくっついています。多分下からの火が強すぎて油が焦げてしまったみたいです。

早く取りたい気持ちと、綺麗な状態はキープしたいという気持ちが戦っています。

箸でガリガリ削りながらやっとパンを出すと・・・


ぎゃあああーーー!!

何と言う事でしょう、匠の力で元の姿がわからない程崩れてしまいました。

残念。飯ごうの中でだけひっそり生かしてあげたら良かった。やはり底の方は焦げていました。


一口食べてみると味はしっかりパンでした。しかもおいしい。

丁度良い甘さで、牛乳にしたらさらにおいしくなったかもしれません。


焼きたてはおいしいですが形が崩れやすいので粗熱を網の上に乗せて取ります。

本当にかわいそうな姿になってしまった・・・。


粗熱が取れたらナイフで切り分けて昼ご飯にします。

焦げ部分を捨てても十分な量があるので助かります。


ここはシンプルにバターを乗せて食べました。

一緒に頂くのは提供していただいたキャンプ用コーヒー「COFFEE OUTSIDE」。

これ本当においしいです。そしてコーヒーとも合う!


残りは翌日の朝にフレンチトーストにして食べました。

この料理はただ具材を漬け込むだけなので楽でいいですね。

この為だけに卵やら豆乳、砂糖を持ってきました。もしパンが失敗していたら・・・。


焼くのはいつものたき火フライパン

前回はマーガリンでしたが今回はちゃんとバターで焼いております。もっと薄くスライスしておけばよかったと後悔。

あと火力が強すぎて調理が大忙し。コンパクトストーブは小さいから火力が簡単に出てしまう。


そして出来た朝食がこちら。フレンチトースト&ベーコンエッグ。

優雅な朝には最適な料理ですね。両方ともけっこう油使っているので朝一の胃腸にはやや負担あり。


フレンチトーストは内側まで味は染みていましたが若干固め。やはり薄く切れば良かったか。

締めの一口は卵と一緒にぱくり。好きな物は最後まで取っておく派です。

最後に・・・

最初のパン焼きにしては見た目は上手くいったと思います。炭でパンを焼かなかった事が一番のミスでしょう。焚き火だと難しいんですね。

今までホームベーカリーに甘えていました。いつもおいしいパンをありがとう。

パンが完璧にできるようになったら、次はピザとかナンとかにチャレンジしてみたいです。

キャンプ飯の夢が膨らみます。これから楽しみ。

それでは今回はここまで!

皆さんも良いキャンプライフを!

この記事が面白いと思って頂けたら、普段は”強欲男は身を窶す”というblogで執筆をしているので宜しかったら遊びに来て下さい。ありがとうございました。
https://www.shirodango.com

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