
ナカやんです。
せっかく安くない道具を揃えてファミキャンデビューしたのに、2回目以降に続かない・・・
こんな悲しいことはありません。
■BBQで炭に火がつかずに家族から白い目に晒される
■1個しかランタンがなくて誰かがトイレに行ったら真っ暗
■キャンプの途中で雨が降ってきてズブ濡れ&やる事ナシ・・・
など、色々と要因はあると思いますが、
「よく眠れるかどうか」
もかなり重要!
自分は耐えられても、奥様や子供が付いてきてくれないと寂しいですよね・・・泣
ということで、2回目のキャンプにつなげるために、キャンプの寝床作りについて解説したいと思います。
シュラフ(寝袋)よりもまずはマットから揃えよう
一般的なテントの場合、寝床は下から次の順番に敷いていくと思います。
■インナーマット
■マット
■シュラフ(寝袋)
※インナーマットはテントを購入したメーカーが専用の形のものを発売しているケースが多いです。
ここで一番重要なのが2番目のマットです。
キャンプも含めてアウトドアがほぼ初めての人だと「シュラフが大事なんじゃないの?」と考える方も多いと思いますが、一番はマットですね。
(もちろんお金に余裕がある方はシュラフも併せて揃えるとイイと思います)
シュラフは春先や秋口などちょっと肌寒い時には必要ですが、初キャンプに行く時って、
・5月のGW
・8月の夏休み
だいたいこの2パターンが多いと思います。
この時期って特にシュラフがなくても、寒くないので問題ありません。
朝方の冷えに備えて、家から1〜2枚ブランケットを持参してお腹に掛けておくぐらいで十分なんです。
なのでシュラフの必要性はそこまで高くありません。
逆にマットはどんな気候(気温)であっても必要です。
また、テントを設営するサイトは段差や窪み、傾斜があることが多く、真っ平らということはほぼありません。
地面からの冷えや小石のデコボコ感、地面の硬さを柔らげたりするためにも、マットだけは必ず用意するようにしましょう。
では、ここからマットの種類と選び方について紹介していきます。
■発泡式マット■
出典:THERMAREST
いわゆる山岳系やウルトラライト系(UL系)のキャンパーさんが持っているマットです。
折り目がついたアコーディオン型や、端から巻いていくロール型などがあり、どちらも素早く設営・撤収ができます。
一番有名どころでいえば、サーマレストのZライトソル(レギュラー)
重さも410gと500ペットボトルよりも軽く、小さな子供でも持ち運びや設営撤収が可能です。
また、表面にアルミを蒸着させて体から出る熱を反射させ、マットの凸凹部分に閉じ込めることで、以前のモデルよりも断熱性20%改善しています。
値段は税込6,820円とお高めですが、キャンパーからはかなり人気が高いですね。
■インフレーターマット■
先ほどの発泡式マットよりも寝心地を重視しているのが、インフレーターマットです。
軽量さは劣りますが、発泡式よりも弾力があり地面の硬さや石のゴツゴツ感はほぼシャットアウトできます。
隅にある2つのバルブを開けると自動的に空気が入って膨らんでいくので、設営の手間はほとんど掛かりません。
テントを設営した時にインナーテント内に放り込んでおけば、寝る頃には膨らんでいます。
厚さに関しては角メーカー(コールマン・ロゴス・スノーピーク・クイックキャンプ・フィールドアなど)から色々なサイズが出ていますが、最低5センチあれば問題ないかと・・・
逆に厚すぎるのも問題で、以前は8センチのマットを使っていましたが、
・重い
・かさ張る
・保管スペースを占領する
という理由から今は手放しました。
そのあたりの内容は、ナカやんキャンプというブログの以下のページで書いているので、良かったらチェックしてみてください。
■エアーマット■
出典:LOGOS
最後に紹介するのがエアーマットです。
電動ポンプなどで自動的に空気を送り込んで膨らませるベッドですね!
中が空気なので、地面の硬さやゴツゴツした感じは全く感じません。
そして、保管時もかなりコンパクトになるので、トランクが小さくて積載に限りがあるキャンパーさんにとってはオススメですね。
ただ、買うのは1度お試しで使ってみてからにしましょう。
2度ほど友達のエアーベッドを借りて使ったことがありますが、個人的にはポヨポヨとする柔らかい寝心地が苦手で、実際に自分で買うには至りませんでした。
エアーマットは好みが分かれる寝心地だと思いますよ。
また、エアーマットは空気抜けが心配という人も多いです。
まとめ
3種類のマットをそれぞれ紹介してきましたが、個人的に1番オススメなのはインフレーターマットです。
もちろん何を優先するかによって答えは人それぞれなので一概には言えません。
もし迷うようであれば、以下のような基準で選んでみるとイイと思います。
・軽量さや設営撤収の速さ→発泡式マット
・しっかりした寝心地→インフレーターマット
・柔らかい寝心地→エアーマット
それでは快適な寝床を作って、2回目のキャンプにつなげてくださいね!
ではでは、より良いキャンプデビューを。
ナカやんキャンプ
https://log-farm.com/