【キャンプ徹底解説】第1回 夏キャンプの大敵、『暑さ』を乗り切ろう!暑さ対策に必須のタープを徹底解説①【1枚布タイプ】

【キャンプ徹底解説】第1回 夏キャンプの大敵、『暑さ』を乗り切ろう!暑さ対策に必須のタープを徹底解説①【1枚布タイプ】

こんにちは。こんたろです。

【キャンプ徹底解説】と銘打ったシリーズ、今回が第一回ですが

しばらくは夏のキャンプに合わせた解説を特集します。

梅雨の間は思うようにキャンプが出来ず我慢の日々ですが

梅雨が明ければ、本格的なキャンプシーズンである夏が到来します。

一般的には夏がキャンプのシーズンと言われます。

しかしエアコンに慣れ切った現代人のぼくたちにとっては

炎天下のキャンプはまぁまぁの地獄です。

せっかくの楽しいキャンプですから

ひたすら暑いだけの苦しい思いをしなくてもいいように、

効果的に暑さを防いで涼しくすごす方法を

いろいろ考えてみましょう。

大丈夫です、しっかり準備さえすれば

暑さを乗り切ることは可能です!

(でなければ誰も夏キャンプしてないですよね!)

暑さ対策はいくつかありますので、5回くらいに分けて解説します。

今回は第一回、

直射日光を避けるため「タープ」で日陰を作る

その中でも「1枚布タイプ」のタープについて解説します。

直射日光を避ける理由

暑さ対策で最も最初にやるべきことは、

直射日光を避けることです。

例えば東屋(あずまや)のある公園や、ビル脇の道路など。

日の当たっている地面は非常に熱いですが、

日陰の地面は意外なほどひんやりしています。

同じ空間なのに、ですよ。

あとは車を持っている方であれば

夏はフロントガラスのところに

銀色のサンシェードを置きますよね。

あれを置くだけで、車内温度は相当上がりにくくなります。

もっと身近なところでは、「家」もそうですね。

窓から直射日光が入る部屋は異常なほど暑くなる。

ということを、経験的に知っている人も多いのでは。

こういった記事もあります。

日経クロステック|夏の直射日光はご法度

直射日光は、こたつ1台分の熱量になる。

夏の暑い日に冷房も無しでこたつを使ったりしたら

普通に危険ですね。

でもキャンプで日差しを遮る対策をしなければ、

それと同じくらいのことになる、ということです。

キャンプという冷房の乏しい環境では、とにかく

「直射日光」を避けることが暑さ対策の大前提

となります。

そのために用いる定番のキャンプギアが「タープ」です。

タープの種類

林間サイトであれば大きな木の下など

影の多い場所を選ぶことが出来るかもしれませんが

大抵のキャンプ場は日差しを遮るものがほとんど無い=日影が無い

ということが多いかと思います。

無いものは作ればよいのでありまして。

大きな日影を作るキャンプギアの定番、

「タープ」を活用しましょう。

タープは大きく分けて3種類あります。

【タープの種類】
1枚布タイプ    1枚の布をポールやロープで自在に形を変えて張る。
タープテント    足があり自立するタープ。
スクリーンタープ  四方をメッシュで囲われていて、虫の侵入も防げる。

1枚布タイプ


写真:DD HAMMOCKS JAPAN/DD Tarp 3×3 – PRO

タープテント


写真:Coleman Online Shop/パーティーシェードDX/300+

スクリーンタープ


写真:snow peak/カヤード

それぞれに特徴がありますが、ソロキャンプでは1枚布タイプを使用することが多いです。

軽量コンパクト、設営のしやすさ、サイズ感、サイトデザイン、といったところがソロキャンプにマッチします。

タープテント(シェード)とスクリーンタープは、

メーカーによって呼び方が違っていたりして明確な区別はありません。

当記事では自立して屋根があるもの(壁がないもの)をタープテントとし、

四方をメッシュパネルで囲ったものをスクリーンタープとします。

どちらも大型なものが多く、ソロというよりはファミリー・グループ向けです。

もちろん用途を限定しているわけではないので、

ソロでも虫が嫌ならスクリーンタープが良いでしょうし、

グループでも大きなタープ1枚で対応することも可能です。

最終的には「気に入ったもの」を選択すれば良いでしょう。

今回の記事では「1枚布タイプ」のタープについて解説します。

他のタイプについては次回。

1枚布タイプのタープ


写真:tent-Mark DESIGNS/ムササビウイング13ft.TC”焚き火”バージョン

ソロキャンプに限らず、キャンパーが「タープ」といったらこれを指すくらいの定番タイプです。

1枚の布を、ポールとロープ・ペグを駆使して自在の形に張り、日陰を生み出します。

このタイプであれば、タープの日陰の中にテントを設置することも可能です。

日中に日差しを浴び続けたテントは夜になっても熱が逃げにくいので、とても寝苦しくなります。

それを防ぐために、テントをタープの日陰の中に入れることをおすすめします。

テントのサイズによってはタープの日陰に入れにくいこともあると思いますが

タープの張り方(アレンジ)次第で様々な日陰を作ることができますので

ぜひタープの張り方を学んで、貴重な日陰を活用してください。

設営方法

◇ソロでも出来るヘキサタープの張り方

1枚布タイプの王道、ヘキサタープ(六角形タープ)の張り方です。

めちゃくちゃわかりやすい動画です。

基本の張り方はこれで完璧。

何度も見直して、流れをしっかり覚えましょう。

ひとりでタープを立てるのは、かなり戸惑うこともあります。

手順もそうですが、全然ピンと張れなかったり、風で飛ばされてしまったり。

動画で紹介されているペグの位置の見当のつけ方などは

経験者にも参考になりますので、ぜひご視聴ください。

◇テントをタープ下に入れる

タープ(動画ではヘキサタープ)の下にテントを入れる方法6種。

テントに日差しを当てないようにしつつ、

居住空間(リビング)も日陰を確保するのがベスト。

張った後、日が傾く方向も考えて設営します。

動画ではティピーテントを入れていますが

ドームテントでも同じように設営できます。

他の形のタープでも、様々な設営方法があります。

ぜひ検索してみてください。

形状

1枚布、といっても形状は様々なものが販売されています。

おおまかにまとめると、下の表のようになります。

同程度の大きさで比べてみた、ざっくりしたイメージです。

「×」はありません。その程度の差と思っていただければ。

もし大きな日陰が欲しければ、サイズを大きくすれば良いだけのことです。

◇ヘキサ(六角形)

現在キャンプで主流となっているのはヘキサタープです。

販売されている製品の数も、ヘキサが一番多いように感じます。

角が多いので、幕の大きさの割には

レクタと比べて日陰を活用できる面積が小さくなる、

ということが多いです。

あくまでもレクタと比べて、ですし

アレンジによっても全然違いますので

ヘキサ単体ではそれを意識することも無いでしょう。

必要なロープ・ペグの数が多いので

設営の手間はかかります。

代わりに、アレンジ性と耐久性(耐風性)は高くなります。

ヘキサが主流になっているのは、デザイン性の高さも理由のひとつ。

きれいに張ったときに、とても美しいデザインになります。

特にソロキャンパーは自己満足を求めがちなので、ヘキサを選ぶ人が多いのは納得です。

また、テントと接続する「小川張り」が可能ということも

ヘキサが流行っている理由になるかもしれません。

※ヘキサでなければ小川張りが出来ないというわけではありませんが、

一般的にはヘキサでやるもの、と認識されているように感じます。

ちなみに。

ぼくが愛用しているタープもヘキサです。

DODのヘーキサタープ(オールライトタープ)。ネーミングが秀逸。


写真:こんたろ 

テント側(画像の奥側)のポールを少し短めにしてウィングっぽく見せるスタイル。

更に手前側にサブポールを追加して、開放感をアップしてみようかと検討中です。

このタープのサイズは420cm×420cmです。

ぼくはソロにしては荷物が多いほうですが

これくらいのサイズがあれば、テントもリビングも日陰に収まります。

それから、たたみ方も紹介しておきます。

これはコールマンの公式動画です。

メーカーによって推奨の手順は異なりますが

地面に置いてから決まった手順でたたむ、というところは共通しています。

たとえ二人がかりでも、地面に置かないときれいにたためません。

個人的には、ここがヘキサの最大の弱点だと思っています。

地面に置くと泥や枯れ葉などで汚れるので、嫌なんです。

ほんと個人的な感想ですけどね。

◇レクタ(長方形)、スクエア(正方形)

レクタとスクエアはほとんど変わらないというか

正方形でもレクタと呼ばれることがありますので、まとめて紹介します。

実際に両方を使った方の意見は参考になるかと思います。

動画で紹介されている3mサイズであれば、

ロープの数が少なくても良いので

設営が比較的早く出来ます。

とはいえ3mサイズでは実用可能なアレンジが限られますので、

あなたのキャンプスタイルに合うかどうか、を判断基準にしてください。

ぼくが使用しているヘーキサタープは4.2mでしたが

同じ4.2mサイズであれば、レクタの方が日陰の面積は大きく出来ます。

同じサイズでも、レクタのほうが布面積が大きいからです。

※ヘキサの方が面積が小さいとも言えます

また、同じようなサイズのレクタでも、ハトメが多い製品があります。

これはアレンジ性が高くなるということ。

こちらの動画が参考になります。

動画タイトルは長方形と正方形の比較ですが、

実際はハトメが多い製品との比較です。

ハトメが多ければレクタでもアレンジ性が高いことがわかります。

上の動画では、形状とは関係ないですが

シルバーコーティングについても話題にあげています。

濃い影を作る、という点で注目したいポイントなので

のちほど解説します。

それともうひとつ特徴が。

撤収の時に簡単に畳めるという魅力があります。

形状が分かりやすいので、抱えたままでも畳むことができます。

これはDDタープという、ハンモックで有名なメーカーが作ったタープです。

恐ろしいほどコンパクトに収納できます。

最初、木の枝にハトメを引っかけていますが

手に持ったままでも可能です。

ヘキサは角を折り込みながら畳むため、地面に広げてから一か所ずつ畳む方法が一般的。

レクタが持ったままでも畳めるというのは、とても大きな差です。

なぜかギア紹介などで撤収については省略されることが多いのですが

一番面倒なのは撤収の時なので、ここが楽に出来るというのは好ポイントですよ。

注意点としてレクタは面積が大きいぶん、風を受けやすいので

強風時はヘキサよりも飛ばされる可能性が高くなります。

ただそれも設営アレンジ次第ですので、強風の気配があるときは

うまく風を逃がすようにアレンジしてみてください。

◇ウィング(ひし形)

ウィングはヘキサの変形版です。

なので、基本的にはヘキサと同じです。

違いは手前側を反り上げたようなデザイン。

このデザインを強調するために、奥側を非常に低くすることが多いです。

上の動画で1回目の完成スタイルがそれですね。

短くても良いので、後方にもポールを入れてやれば

テントを入れるだけの空間が確保できます。

上の動画の2回目完成版のスタイルです。

夏はこちらのほうが、幕と自身の距離が離れるので

幕の持つ熱を感じにくくなり、さらに風も通りやすいのでおすすめ。

低いウィングに蚊帳(インナーメッシュテント)だけで泊まる人もいますので

ソロでかっこいいキャンプスタイルを目指すならウィングを極めてみる、

というのも素敵だと思います。

ウィングは小さめの幕が多いので(というか大きいのは無いかも)

基本的にはソロ専用、道具もコンパクトにするスタイルと考えておきましょう。

恒例のたたみ方。

どの形状でも同じ考え方ですね。

出来るだけ四角くなるように折り畳んでいき、

収納袋に幅を合わせて丸めていく。

もし推奨のたたみ方を忘れてしまっても、

考え方が合っていれば

きれいに収納できると思いますよ。

→色々あるタープの違い!生地と形!

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