
こんにちは!
皆さんキャンプしていますか?
年越しキャンプを楽しんだ方も沢山いらっしゃったのではないでしょうか?もしくは「年越しキャンプをしてみたいけど夜の寒さが心配!」という方も多いかもしれません。
実際に12月のキャンプ場は気温が氷点下にもなり相当寒くなります。そんな環境では、日没後はテント内で暖かく過ごし、夜はもっふもふの寝袋で寝たいですよね!
そこで!テント内を暖かくする方法として、石油・灯油ストーブをテント内に入れたり、薪ストーブを入れたり・・・といった方法がありますが、いずれもテントメーカーやストーブメーカーが推奨している方法ではありません。それは火事や一酸化炭素中毒の危険性があるからです。煙突用の出口が付いているテントや煙突部分にメッシュ等のオプションがある薪ストーブも何かあった際にメーカーは責任を取ることが出来ないので非推奨。あくまで自己責任で、ということになっています。
とはいえ、そういった仕様上はストーブをインストール出来るテントもあるので入れてみたいのも事実です!いくつもある薪ストーブの中で比較的手軽な価格で手が届き、調理等もしやすいホンマ製作所の時計型薪ストーブを買ったままの標準状態からテントにインストール出来る状態にカスタムしたものを今回はご紹介させて頂きます。
買ったままのパーツで組まれた構成がこちら
薪の入れ口の扉だけ耐熱ガラス仕様に交換してあります。
使用しているのはこちら。
ホンマ製作所 ステンレス時計1型薪ストーブセット
アルミだとすぐ熱でサビてだめになるのでステンレス製がおすすめです!
時計型薪ストーブ用ガラス窓付替え扉 ASW-GK
そのままだと火の様子が分からないので、耐熱ガラス付きの扉への取替えは絶対にやった方が良いです!
テントにインストール出来るようにカスタムしたのがこちら
煙突が横にも縦にも長くなっています。そして横に長くなった煙突にA看板状に繋げた木の板を置いてテントが直接触れないようにしています。横に伸ばすのは単純にテントに触れないように距離を伸ばす為なのですが、上に伸ばす事にどういった意味があるのでしょう?
いわゆる煙突効果というのは熱を持った空気が上に行く際に燃焼室の空気も引っ張っていくので空気の対流が起こり、常に酸素を回してくれるから更に薪が燃えるという状態で、その為には出来るだけ熱を持った空気が燃焼室の空気を引っ張れるように煙突の高さを出して上に行く距離を稼ぐ事が重要になります。
横に出した分だけ引っぱる空気の勢いを強くする必要があるので、横の煙突の長さを『1』とすると、縦の煙突の長さは『3』が理想です。1:3のバランスで煙突を伸ばすのがバランスが良いとされているのでこの長さになっています。
伸ばす為に使ったのはこちら。
ホンマ製作所 ステンレス直筒 直径106mm 12000
このパーツを縦に付けると長さのバランスがちょうど良くなりますよ!
このような状態にしたらテントの生地が直接触れないようにしてテントの中に入れてあげます。
一酸化炭素アラームをつけて換気もしっかりしましょう!
一酸化炭素検出器のアラーム、COのガスセンサーの検出器デジタル表示付き目覚まし時計の警告(3単三電池は含まれていません) (1)
以上が僕が実際にテントに薪ストーブを入れる時に行なっているカスタムになります。良かったら参考にしてみて下さいね!
何か皆さんのキャンプライフのお手伝いになれば幸いです!
それではまた!